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○ 期待権侵害(著しく不相当な医療行為)の法律構成とは、どういうものですか。
過失の程度が大きく、著しく不相当な医療行為が行われた場合は、「期待権侵害」があったという構成で、最大で300万円の賠償が認められる可能性があります。ただし、具体的事案において、著しく不相当ではないとして損害賠償を認めなかった最高裁平成23年2月25日判決があります。最近の裁判例は「期待権侵害」を限定する傾向にあります。
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